Calman NETFLIX NPV Calibrationワークフロー
Calman Ultimateには、NETFLIX NPV(Netflix Preferred Vendors = Netflix 推奨ベンダー)がMedia Processingのサービスを提供する際のディスプレイ・クオリティー・コントロールの為にCalmanディスプレイキャリブレーション・ワークフローが含まれています。NETFLIX専用のキャリブレーション・ワークフローとレポート機能は、NPVベンダーは高品位なMedia Processingサービスを実現する為に、定期的なディスプレイ・キャリブレーションとレポーティング作業を容易に行えます。
■紹介ビデオ(英語)
■NETFLIXベストプラクティス
翻訳_何故キャリブレートするのですか?
翻訳_NPV_ディスプレイ・キャリブレーション・ベスト・プラクティス
NETFLIX カラーグレーディング:キャリブレーションガイドライン( 2019年3月改定)
キャリブレーションターゲット
SDR リファレンスモニタ(最低必要条件):
- 色域: Rec.709
- ホワイトポイント: D65
- EOTF: BT.1886 (ガンマ 2.4)
- ブラックレベル: 0.05 ニッツ以下
- ピーク輝度: 100 ニッツ
- コントラスト比: 2000:1
- 色域: P3
- ホワイトポイント: D65
- EOTF: SMPTE 2084 (PQ)
- ブラックレベル: 0.005 Nits
- ピーク輝度: 1000 Nits
- コントラスト比: 200,000:1
視聴環境の重要性:
カラーグレーディングで重要となる視聴環境は、キャリブレーション済みのUHDディスプレイ、照明及び室内装飾の状態、さらに画面に対する視聴者の適切な位置取りによって決まります。
視聴環境の仕様:
- 周辺の照明: 画面の周辺には、ディスプレイの色温度と一致する色温度の光源及び反射面から照明を当てます。つまり、SDR及びHDR表示のいずれの場合もD65です。壁の装飾の一切は、目障りな図柄やパターンのない自然なマット素材で仕上げます。
- 周辺の照明レベル: 5 Nits
- 周辺の範囲:視聴者から水平方向の視野角 (FOV) は90度以上、垂直方向の視野角は60度以上とします。
- 視距離: 理想的な視聴には、HDの解像度では画面高さの3 - 3.2倍、UHDの解像度では画面高さの1.5 - 1.6倍の距離に視聴者が位置する必要があります。
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*Calman Studio, Calman Ultimate, SpectraCal C6, VideoForge, VirtualForgeは、米国Portrait Displays,Incの商標です。その他本文中の商品名、会社名、ロゴはすべて各社の商標もしくは登録商標であり、所有権は各社に属します。仕様は予告なく変更する場合があります。この資料は2016年3月1日現在のものです。