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CalmanでMobileForgeを使う



ソニー ブラビアをCalmanでキャリブレーションを行う際は、SDR(Rec709/D65/ガンマ2.2)でキャリブレーションを行ないます。Calmanキャリブレーションが完了するとHDR及び他のガンマ式にも自動的にキャリブレーションが適用されます。故にHDR測定・検証を行わない場合、SDRスペックのカラーメーター及びパターンジェネレーターがあれば一定レベルのキャリブレーションが可能となります。

 

SpectraCAL MobileForge無償パターンジェレター・ソフトウェアとAMAZON FireTV Stickを使う方法:

1.AMAZON FireTV Stick又はFireTV Stick 4Kをご用意下さい。

2.WiFiでCalman PCとFireTV Stickが同じネットワーク環境下である様に設定して下さい。
3.FireTV StickにMobileForgeソフトウェアをGooglePlayよりダウンロードします。FireTV Stickのリモコンを使ってMobileForgeを検索します。
  検索文字は”spectracal”でヒットします。



4.MobileForgeを起動するとMobileForgeのIPアドレスが表示されています。



5.MobileForgeをコンピュータに接続します。【Find Source】ボタンをクリックし、SpectraCALにあるMobileForgeを選択し、IPアドレスを入力してConnectボタンを押してください。
  後の操作は基本的に同じです。Calman Home for Sonyチュートリアルをご参照下さい。

 ウィンドウサイズを選択
 OLED:Windows 10%
 LCD:ConstantAPL 10%


 

お断り事項:
Calmanは外部のカラーメーターとソースジェネレータ機器を統合してキャリブレーションを行いますが、利用する機器によりキャリブレーション結果は異なります。当然ながら高価な計測機器から得られる結果は測定精度が保証されていたり、より高い精度でキャリブレーションが行えます。MobileForgeは無料で利用可能なソリューションですが、コンシューマユーザーにとってはイニシャルコストを低減できるメリットがあり、得られる結果も満足頂けるのではないでしょうか?
 

キャリブレーション結果


プレキャリブレーション

ルミナンスのAutoCAL結果(輝度を120cd/㎡で設定)

マルチポイントグレースケールのAutoCAL

CMSのAutoCAL

キャリブレーション結果の確認

前後の確認
2019年8月14日アップデート